日々想うことを、つづります。
 
Web会議

新型コロナウィルス感染拡大から緊急事態宣言、外出自粛、移動の自粛、お店の営業自粛、在宅ワークなどなど、かつてない経験で、だれもが右往左往の状況だったのではなかったでしょうか。 入所施設やグループホームの状態は3蜜状態に近く、様々な工夫やらお願いやらを繰り返して、何とか発症者を出さずに今日まで過ごせたところです。

私たちの仕事は、在宅ワークのような形態はとれません。真逆の密着状態を作っていく仕事です。その意味で大いなるリスクを負っての毎日です。これからもその状態は続きます。第2波、第3波の襲来に備えなければなりませんし、同時期にインフルエンザの流行が来たら・・にも要警戒ですし、症状が同じようならますます混乱して大変に!! コロナウィルスとの共存は断じてできません。断固排除しなければなりません!! 

国の、そして県の緊急事態は解除されましたが、まだ他県をまたいでの移動は自粛状態ですので、全国の代表者が集まっての会議や、職員の研修、全国大会などの開催も中止や延期が続きます。

そんな中で、私たちが所属する、生産活動・就労支援部会の各地区の代表者会議(私は関東地区2名の代表者のうちの一人です)を、Web会議でということになり、昨日、接続テストを行いました。 「人生における初めての体験」なのです。正直に言えば、この年になってこんな経験をするなんて! という気持ちです。一人では荷が重く、設定やら操作方法やらを、事務職員に助っ人してもらいながら、何とかテスト終了。在宅ワーク、Web会議、これからの新しい暮らしには欠かせないものになるのだろうと実感しています。

コロナ禍で少し前倒し気味でスタートですが、やってみてなかなか良い方法で、いろいろ利用できそうで、面白いものでした。けれどやっぱり一堂に会して顔を合わせて、お互いの体温や呼吸も感じながらの会議がよいと思いました。

 

トラットリア・アグレステも長い間テイクアウトのみでしたが、6月2日(火)から営業です、しばらくはテイクアウトも行います。閉店中、利用者は(4月からの新人さんも含めて)様々な場面での接客トレーニングや庭の手入れや清掃トレーニングを行っています。

6月からは苑の利用者も近くのお店だけですが、買い物にも行けます。近くの公園でのキャッチボール程度は大丈夫と思います。

 

苑やグループホームの人たちも多少の逸脱はありましたが、よく我慢してくれていました。でもまだまだ気が抜けません。手洗い、うがい、マスクそして人との距離に十分留意して、いましばらくは我慢の生活です。

 

 

 

 

 

 

 

【2020.05.28 Thursday 15:28】 author : 長谷川 淺美
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五月

明日から5月。初夏の気温で風が心地よく、若葉もとても美しい。心弾む季節である。が、今は緊急事態宣言中で外出は極力自粛の時。利用者もいつもなら自宅に帰省する時期だが、今回はすべて中止。ささやかに、連休中には交代でアグレステへの外食。アグレステも4月15日で休業。21日からはテイクアウトのみの営業に変えている。

石岡市の飲食店では、#石岡エール飯 キャンペーン実施中でトラットリア・アグレステもメンバー入りしている。ステイホームで食事作りが負担になって来た時、外食出来たらいいのにと思った時には是非検索を。そして、市内の飲食店の応援団になってほしい。

 

たぶん、連休明けになっても緊急事態宣言の解除はないだろうと思われ、まだまだ我慢の時間は続くに違いない。が、ここで折れてしまっては元も子もなくなってしまうということは目に見えている。ほんの少しの気の緩みが感染者の増加につながっているのだから。私ぐらいは、ほんの少しぐらいなら・・・が多くの人たちの命を奪うことにつながってしまう。自分だけではない。大事な人たち、かけがえのない人たちの命を損なう行為になってしまう。

全ての日本人は、「よその人に迷惑をかけてはいけません」「礼儀正しくしなければいけません」と言われて育って来たのではなかったか。

 

この状況がどれほど続くことになるのかは解からないが、短時間で終息するとは思えず、長引けば様々な企業でのリストラや倒産などが出てくることが予測され、就業中の人たちにも影響が出てくることも考えなければならない。

すでに市内の一企業がリストラに入り始めており、障碍者雇用も例外とはならず、6月末で退職しなければならない人が出てきている。しばらくは失業保険の受給になるが、その後の回復状況によっては、再就職が難しくなるやもしれず、心配ではある。

日本全体の求人が激減する状況になってしまいそう。

 

不安は消えないが、ともかく今は、外出自粛、家に居ましょう。そしてコロナウイルスと戦って勝利すること。一日も早い終息を願って。それは私たち一人一人の確かな認識と行動によってもたらされるものなのだということを肝に銘じて。

 

 

 

 

 

【2020.04.30 Thursday 14:24】 author : 長谷川 淺美
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中止、また中止・・

新型コロナウイルスの猛威が止まらない。東京都ならぬ茨城でも50名を超える感染者が出ている。特に心配なのが介護施設や障害者施設での集団感染、いわゆるクラスターと呼ばれるもの。どこまで感染が拡大し、いつまで続くのやら。一日一日が綱渡りのような状況である。

苑もお花見や家族会は中止。職員会議も今月は中止。その他の外の会合、会議もすべて中止のメールが入っている。苑利用者も買い物外食、散髪等、外に行くことはすべてストップしている。外食もできないので、テイクアウトできるものを職員が取りに行ってささやかな満足を得ているような状況。買い物も職員が代行。職員は利用者個々の好みに合わせて買い物をしている。例えばハンカチ。ディズニーが好きな人、プーさんのものがお気に入り。ムーミンが欲しい。ピンク色が好き。などなど職員は一人一人の好みをよく知っている。

外部の方のショートステイや、施設見学に来苑を希望される方々についても、この時期はお断りせざるを得ない。苑を訪問される業者等の方々に対しても検温と手指の消毒をお願いしているが、この状況が続けば、マスクも消毒液も底をつく状態である。

ともかく、感染を防ぐこと、万一感染者が出たときには、広がりを最小限に止めることを第一に、日々を過ごしている。

幸いにと言うか、苑では介護が必要な人はいないので、密着の度合いは少し違うとは思うが、集団、共同生活であることに変わりはなく、一人が感染すれば全員にそれは及んでしまう。今週からは学校の新学期が始まる。子供たちからの感染が親である職員に及ばないことを願うばかり。

 

国も一か月間程度の緊急事態宣言を出す準備をしているとのこと。それによって交通機関や企業の動きも変わってくると思われ、グループホームの人たちにも外出禁止を励行してもらわないといけなくなる。たぶん、どこまでなら出てもよいか、その都度ごとに話をしなければならなくなると思われ、仮に一か月間の緊急事態宣言となると、東日本地震の時の鉄道の不通機関と同じになり、その間の生活リズムの乱れも気になるところである。

 

とにもかくにも、皆が無事に、元気に、、この戦いを乗り切ってほしいと願うのみ。

もし仮に感染者が出た時の、クリーンゾーンと汚染ゾーンの区分方法についても、リーダー会議時に打ち合わせたところではあるが。

 

 

 

 

 

【2020.04.06 Monday 16:30】 author : 長谷川 淺美
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新型コロナウィルス

新型コロナウイルスの感染が、まだ広がりつつある。国内での感染源となるクラスターも15か所。幸いといってよいのか、これまで出ていなかった茨城県内でも一人、イタリアからの帰国者1名の感染が確認されているのみ。石岡市内にも、横浜に停泊していたクルーズ船に乗船していたご夫婦がいるなどとの話は聞こえてきているが、お二人とも家ごもりしているようだとの噂である。

我々に関連するものでも、研修会や会議、会食会合、施設間の交流、見学など、軒並み中止、延期になっている。わが法人の3月に行う理事会等も、今回は書面の送付、返送で実施することにしたところである。

しろがね苑は、買い物、外食等の外出は禁止、通院もできる限り控えて、定時藥の処方箋などについては看護師や職員が代行して病院に行くようにし、できる限り外出を控え、朝夕に体温を測定し(職員も含めて)、マスク着用は当然のこと、作業や通勤から帰苑した時には必ずうがい、手洗いを行うようにしている。通勤者にはアルコール消毒用のティッシュを持参させて、電車やバスの手すり等に触れた時には使うように話している。入所者の家族、兄弟等の面会や、一緒の外出もご遠慮いただいている。書類の受け渡し等も玄関先で。外来の方々に関しては、受付に消毒用アルコール、ティシュ等を備えての対応。

集団生活なので、換気も怠らずに・・。これで万全とは言えないが、考え得る範囲での手立ては実行。時に、38度台の熱が出た人利した人については、隔離できる部屋を使って、経過観察。これまで3人ほど出ているが、3日以内には皆平熱に戻っている。

 

今や、世界各国にウイルスは広まってしまっている。世界がこれほどに狭くなったということだろうか。だがかつても世界中に流行した感染症は存在する。古くはペストや天然痘などだろうか。

私が幼いころに初めて聞いたのは「スペイン風邪」1918~1919年にかけて世界的に流行したインフルエンザのようである。この病気の流行源は不明だそうで、感染情報がでたのがスペインからだったために「スペイン風邪」と呼ばれているのだとか。世界中で5,000~1億以上の人たちが亡くなっており、パンデミック指数は最上のカテゴリー5とされる。当時は第一次世界大戦中だったのだだが、この流行で戦争が短くなった(男性兵士がいなくなったため)とも言われるとか。

日本でいえば大正時代、私の母方の祖父、長谷川弘聲はこのスペイン風邪で亡くなっている。大正3年のこと。スペイン風邪は私の家族の中ではよく語られていた事項なのである。

生きていたら、私にとってどんな存在の爺じになっていただろうか。

 

 

 

 

 

 

【2020.03.17 Tuesday 12:04】 author : 長谷川 淺美
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夜間支援と日中活動

今更ながらの感ありではあるが、障害者自立支援法が施行されたときに、日中の活動と夜間の支援に関しては、明確に分けられたサービス体系として位置づけられたと認識している。しかしその利用方法についてはいささか疑問が生じる。

本来、日中と夜間に分けられたのは、どのようなサービスの組み合わせを選択して日々を、一週間を、一か月を過ごすのかは、本人、あるいは家族、または計画相談専門員との相談の中で、当人に最も適した支援を受けられるようにするためのもののはずであった。だが、実際にスタートしてみると、様々な部分で不都合な事例が上がってきたのである。例えば、就職して自宅に帰り、自宅から企業に通勤していたのだが、家族の支援がうけられない状況になったため、夜間は施設での短期入所、日中は企業に通うという形を申請したが、日中も福祉サービスを受けていなければ短期入所は使えないとの返答。担当市が言うには、グループホーム入居だとのこと。すぐにグループホームが、それも職場に通える範囲に存在するなら何も問題はないが、現実にそのようなホームはない。ならどうするのか。答えはなく、短期入所は使えないとの返答のみ。一年近く施設から企業に通勤、その間は短期入所費用は全く徴収できず、本人からは食費等の実費のみを請求。その後新設した白銀会のグループホームに入居した。今もホームから企業に通っている。

もう一つ、施設入所と企業就労の組み合わせについて。就職したら施設は出なければならないのだと言う。就職した時期は企業と本人とが雇用契約を結んだ時だと言う。トライアル雇用の期間も猶予はないのか(トライアル雇用時は3か月間の雇用契約あり)、6か月間の就労移行支援事業所でのフォローアップ期間をどうとらえたらいいのか(移行支援事業所職員が支援にあたる)。

ある市は、在宅で企業に就労している人の施設入所(生活訓練)と、日中の企業就労の組み合わせを了解している。本人に、グループホームで暮らすだけの生活スキルが身についておらず、しばらく施設での訓練が必要であるとの判断からである。

もう一つの市では、短期入所に切り替えての支援を了解、が、期限あり。期限を過ぎたら退所。障害児施設に入所していた人である。家族の支援は最初から困難。グループホームの整備ができるまでとお願いするも、不可。

そもそも、夜間支援と日中支援を分けたのは何処の誰?で、企業就労者が入所施設利用は不可としているのは何故? 日中と夜間と分けられているのであれば 、日中は企業就労で、夜間の支援は入所施設、という組み合わせがあって当然と考えているのだが、それぞれの市町村によって全くその対処は違ってきている。それによって不利益をこうむるのはいったい誰?

就職したら入所施設はすぐに出ていかなければならないのであれば、入所施設からの就労者は出せなくなるのではなかろうか。グループホーム整備にしても社福の施設が行っているのが現状。

私たちの施設では、先ず、企業就労の定着を目指して6ケ月から1年をかけてグループホームの体験などを繰り返したうえで、仕事と暮らしを整えて行っている。特にグループホームのメンバーの選定や、世話人とメンバーの相性なども大事にしなければならない

 

本当に、県や市町村の担当者は、知的ハンディキャップのある人たちが、雇用契約を締結した時点で入所施設を出て、すぐに仕事と暮らしを両立させていくことができると思っているのだろうか。

 

自宅から通勤している人たちも、家庭の支援(夜間や休日)があるから就労が可能なわけで、ご両親が高齢になれば家庭の支援は失われていくのは必定で、どこかで何らかの仕組みで支えなければならなくなるのである。

 

 

 

 

【2020.03.02 Monday 10:15】 author : 長谷川 淺美
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タロウ

苑には、白い中型のワンコがいる。名前はタロウ。男の子。苑の駐車場に迷い込んできて、職員の車が駐車するごとに車のドアのところに来ていた。どこにも帰る気配がないまま、数日が経って、動物病院に連れて行った。推定で2~3歳とのこと、それから6年。8歳から9歳ぐらいで、人間の年齢で見ると52歳ぐらいか。すこぶる元気である。毎日の夕刻、皆が仕事を終えた後に、遅番の職員と男子利用者数人がタロウの散歩に出る。いつもの時間になるとタロウはワンワン吠えて散歩の催促を始める。

散歩用のリードの付け替えの時に利用者が戸惑ったり、しっかり付け替えしていなかったりすると、時にどこかにお出かけしてしまう。2~3度ほどあったが、いつも次の日の朝には帰ってきている。

苑のメンバーも「タロウ居なくなっちゃったね、まだ戻ってこないね」「何処行ったのかな」の会話がしきり。

今回も、朝には戻るだろうと思っていたが、2日たっても戻らない。動物保護センター、市役所等に連絡して探さなければと思っていた3日目の朝、我が家の猫や犬がいつもお世話になっていて、タロウも受診したことがある動物病院の獣医さんから、私の自宅に電話があり、タロウを保護してくれていると言う。動物病院に行ってみると、タロウである。

獣医さんのご自宅は苑の住所と同じ鹿の子。獣医さんが飼い犬の散歩中に、タロウが後をついていったそうである。そこでご飯を頂いて、獣医さんがタロウに触れても大人しかったそうである。ごはん食べさせてもらったらそうかもしれないね。

ご近所の方に、タロウを見たことがあるか尋ねると、何人か一緒に夕方に散歩しているのを見ていた方がいて、苑の太郎だとわかって、朝の電話、獣医さんから「長谷川さん、タロウは・・」「いなくなっています。2日まえに・・」「首輪に赤いハートマークが・・」「それです! タロウです!ありがとうございます!迎えに行きます。」「リードをお持ちください」「はい!!」

動物病院に行く。ケージから出てきたのはタロウ。猛烈な勢いで外に向かおうとしている。苑に連れて帰ると、タロウの家の前にながなが、のびのびで寝ている。

タロウが苑に来たのは、推定3歳、男の子でもあって、手術はしていない。獣医さんのアドバイスによれば、タロウの年齢でも去勢手術はできること、手術をすることで行動範囲は小さくなり、遠出して何日も帰らなくなるような事態は少なくなるだろうとのこと。

今回は運良く近くの人に保護されたけれど、遠くに行ってしまってタロウ自身も帰れなくなってしまうことも出てくるかもしれず、獣医さんのアドバイスに従うことにしよう。

この事件後は、首輪に連絡先をつけることにして、散歩のときのリードの着脱は必ず職員が行うようにお願いしたところである。

 

タロウは時々、哲学者のような表情で、遥か遠くに視線を向けて座っていることがある。

 

 

 

【2020.02.20 Thursday 16:48】 author : 長谷川 淺美
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5周年

トラットリア・アグレステがオープンして5年を経ました。そこでいろいろなイベントを考えていましたが、新型コロナウィルスとかも出てきたりで、思うように勧められない状況になっています。

ですが、2月7日には、アグレステの建築にかかわっていただいた方々にお集まりをいただいて、その後の経過や、当時の思い出など、そして感謝のの気持ちを伝えることができました。

想いを形にしていくには様々な分野の様々な方々の支援、協力が欠かせません。その意味では、アグレステ建築チームは素晴らしいチームだと思っています。私の思いを見事に形にしてくれただけでなく、そこに漂う雰囲気、空気もイメージ通りに作ってくれました。

 

2月15、16日は、愛犬の撮影会を行いました。カメラマンは他ならないワンコの撮影に関しては第一人者である、杉本奈々重さんに来ていただきました。アグレステに飾ってある3枚のボクサー犬の写真の撮影と制作をお願いした方です。

2日間に撮影させていただいたワンちゃんの写真は、3月にアグレステの店内で、写真展として皆さんに見ていただく予定です。とても凛々しく、美しく、あるいは可愛く、またはお茶目に、それぞれのワンちゃんの特徴がよく出ていて、さすがに杉本先生!!です。是非、お店にいらしてみていただきたいと思います。

写真展の日程については、アグレステのホームページに掲載いたしますので、ご確認ください。

2月29日には、いつものメンバーのジャズコンサートも予定しております。ホームページでお知らせもしております。

 

今、アグレステで働くメンバーは、開店当初の人たちが就職してアグレステを卒業した人たちの後に入ってきた人たちです。そして今年の4月には、特別支援学校の卒業生等も新たにメンバーに加わります。5年を経ての少し表情が変わってきたアグレステを味わいに再度、いらしていただきたいと思っています。

 

さらに、5月には、清水健一氏によるワインに関するレクチャーと、ワインの飲み比べ、例えば若いワインと熟成されたワインとの違い、無名の産地のものと、ボルドーのような有名産地のワインとの差、コンビニで手に入る安価なワインと極めて高級なワインとの違いはどんなものなのか、飲み比べてみる一日を予定しています。ワイン好きにはたまらない時間になると思います。

 

 

 

 

【2020.02.20 Thursday 11:37】 author : 長谷川 淺美
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良いお年を!!

残り4日ほどで令和元年が終わりです。皆様の今年はどんな一年だったでしょうか。

一年の時間が過ぎるのがとても速く感じられるのですが、それは私だけのことなのでしょうか。また一年が終わってしまった!という感じです。

台風15号によって、たいようの屋根が壊れましたが、12月初めにはすべての修理が完了しました。地元の工務店さんの努力のおかげです。ありがとうございました。

その他に大きな事故もなく、苑、銀の笛、ワークセンター、アグレステ、そしてグループホーム、たいようの利用者の面々も元気に年の終わりを迎えることができました。感謝です。

そして、農業に関しては、JGAPの認証を取得することができました。新たなスタートと思っています。

 

先日の新聞に載っていた記事によると、年越しの時の除夜の鐘がうるさいとの苦情があって、除夜の鐘を打たないことにしたお寺も出てきたそうです。百八つの鐘には意味があり、一年の節目でもあると思うのですが、それをうるさい音としてしか聞けない人達というのはどのような方々なのかわかりませんが、たぶんお正月の意味もそれぞれの節気のことも、様々に行われる季節ごとの行事や慣わしについても考えてもいないし、全く関心がないのだろうと思います。が、何やらひどく空しい思いもします。

日本には二十四節気というのがあって、冬至や夏至,立春などその時々の季節をあらわしています。それらはたぶん日本の四季とつながっているような気がします。

 

今年も様々な場所で、いろいろな方々にお会いしました。そしてお世話になりました。心からの感謝です。

ともあれ、心穏やかに、除夜の鐘をききながら新年を迎えたいと思います。皆様も、どうぞ、良いお年をお迎えください。

 

 

【2019.12.28 Saturday 11:57】 author : 長谷川 淺美
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やさしいね!

一か月ほど前に、緊急にショートステイで来られた女性の方がおられる。視力に障害を持っておられて、左目が少し見える程度だとのこと。まだ50歳代の方だが腰が曲がり杖をついておられて、歩行移動も少し危なっかしく、手助けが必要。

苑に来た当時は、勝手のわからない空間になれるまでは介助を要する状況だったが、今は、だいぶ慣れてきて、部屋から居間への移動は可能になり、トイレにも自分で行くことができる。歩行もしっかりしてきているのだが、食堂の椅子に座る、椅子から立ち上がるなどの時は周囲の援助が必要である。もちろん、皆と一緒に食堂に行って、トレーを持ってテーブルに着くことはできない。下膳時も同じ。食堂への移動時はだれか、主に職員だが、一緒にいて見守りが必要。食事も職員が運んできている。食事を摂るテーブルの位置は長テーブルの一番端っこで少し広めにスペースが取れるところ。そこはいつもMさんが使っていたところだが、Mさんにお願いして、ショートステイの人の斜め前に移動してもらった。従って、Mさんは3食とも一緒のテーブルで目の不自由なショートステイのお姉さんと食事をすることになった。Mさんは、ダウン症の、重度と言われる知的ハンディのある人。こちらから話しかければ返事は返してくれる人だけれど、あまりお喋りではない人。そして、ダウン症の特徴とも言える愛らしさを持っている人である。

 

Mさんは、斜め向かいに座っているショートステイのお姉さまの介助をしてくれている。私が目にするのは昼食時。私はMさんの隣の隣の席で食事を摂る。ショートステイのお姉さんの杖がMさんの座席の後ろに置かれているのが見える。Mさんは、ショートステイのお姉さんが食事を終えたのを見て、後ろにある杖を持ちお姉さんに手渡す。ショートステイのお姉さんがゆっくりと移動するのを見届けたら、自分のトレーにお姉さんの食器を載せて、一緒に下膳する。その間全く言葉はないのだが、ずっとずっと以前から決められていたかのように静かにゆっくりと、毎回同じように時が流れ、動いていく。それはとても美しい光景である。スローモーションの画像を見ているようにスムーズにゆっくりと動いていて、自然体そのものである。お世話をしているとか、やってあげているとか、そんな空気はみじんもなく、極々自然に、しかも絶妙のタイミング(のように私には見える)で行われるのである。

Mさんの行動を見ていると、人が持つ当たり前の優しさとか思いやりのその原点を教えられているように思える。

 

Mさんの、ショートステイのお姉さんへの支援は、今日、19日の昼ご飯で終わりになる。ショートステイのお姉さんは、今日の午後、別の施設への入所が決まって、苑からはさようならになる。苑に来た時よりはずっと元気になられて、歩行もしっかりしてきている。どうぞお元気で!

Mさんも、本当にありがとう!

 

 

【2019.12.19 Thursday 15:05】 author : 長谷川 淺美
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優先調達推進法

障害者優先調達法をご存じだろうか。我が法人の若手職員は知らなかったのだが。「国などによる障害者就労施設等からの物品等の調達の推進等に関する法律」が、障害者優先調達法である。平成24年4月に議員立法として法案が提出されて合意を得、同年6月に成立,公布されたものである。

国や国の出先機関、独立行政法人、県、その出先、市町村は優先的に障害者施設等から物品等を調達するよう努める責務を負うものとされ、対する施設側は、購入先に対して物品等に対する情報の提供を行い、その物品等の質の向上と供給の円滑化に努めるとされている法律である。

優先調達法の成立後、各県において、共同受注センター等が設置されて、官公需や企業からの受注窓口として一元化されてきた経緯もある。が、法が施行されて6年になるが、遅々として進んでいないという印象を受ける。特に、役務に関するものは、印刷に関するもの、物品は事務用品や書籍が主になっていて、知的障害者施設等には降りてこないし、調達額も減っているところも見られる。

その様な状況を受けて、厚生労働省障害保健福祉部障害福祉課が主体となり、各省庁の担当者と、各県受注センター、施設とのあいだでの、「障害者優先調達情報交換会」が、10月28日の午後、厚労省の講堂で行われた。

参加省庁は、宮内庁、公取委、警察庁等12の省庁。全ての省庁と面談することはできなかったが、農水省、文科省、総務省、国交省

厚労省等とは面談し、どのような仕組みなのか、どのような役務が可能化等について聞くことが出来た。

厚労省としては、このような情報交換会を、県単位で、市町村単位で開催することを目論んでいるようである。各県には国の出先機関などが多くあり、県の出先機関は各市町村にも存在する。それぞれの出先機関や各市町村の発注窓口の担当者と直接話す機会があれば、私たちの施設が、どの程度の力量を持ち、どの程度までの仕事ができるのかを知ってもらえる良い機会だと思う。また、発注者側が考えている分野以外にも、受けられる仕事があることを知ってもらえる良い機会でもある。

ただ、文科省などは、自分の所ではなく、全て財務局を通しての入札、発注になるとのこと。ちょっと面倒な感あり。だが、地方はどうなのか。知っておきたいと思う。

その為にも、茨城でも、県、そして各市町村ごとに、情報交換会を行ってほしいと思っているし、開催に向けた働きかけを行っていく必要があると思う。

この日、茨城県共同受発注センターの担当者の方も参加しておられて、ごあいさつした。何とその日が初対面だった!!

 

 

【2019.11.27 Wednesday 09:57】 author : 長谷川 淺美
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