日々想うことを、つづります。
 
かんばん横丁

石岡のお祭りが、15日から17日に行われた。今年の年番は幸町。ご存知の向きには耳障りだろうが、八郷町と合併する以前の石岡市には16の町があり、毎年交替で年番町となって「おかりや」(常陸国総社宮のお神輿を迎えるところ)を作って、皆はそこにお賽銭をあげてお参りする。仮のお宮である。幸町は恋瀬川に近い市内の南の端っこ、歩いて往復するとなるとかなりの距離になる。おかりやにお参りする人が少なくなるかもしれないという話も聞いた。この年番制は明治期にその原型が作られたのだとか。

 

そのお祭りに合わせて、石岡駅のバスターミナルのロータリーに、小さなお店が4店舗お目見えする。名づけて「かんばん横丁」

パン屋さん、パスタ屋さん、タコライス屋さん、焼き鳥屋さん、の順番で並ぶ。15日にはそのうちの、焼き鳥屋さん、タコライス屋さんの2店舗がオープンした。残るパン屋さん、パスタ屋さんも順次開店予定。

 

その中のパスタ屋、「トラットリア・グラーノ」も10月中には開店することになっている。そのお店のオーナーはアグレステでシェフをしていた人である。15日にはプレオープンで、生パスタを提供していたので、私も応援に加わって、お祭りに来た人たちにお店のPRをさせていただいた。アグレステでシェフをしていたOさん。年は若いのだが、日本料理もこなす料理の腕前は、十分に信頼できる技量の持ち主である。

お店は石岡市が、市の活性化を目指して作ったもので、市が公募し、その中から選ばれた4店舗なのである。小さなお店だが、たくさんの期待と希望が詰まっているお店なのだ。

トラットリア・グラーノも、10席程度のこじんまりとしたお店だが、ちょっとオシャレで明るい、陽気な雰囲気の店舗になると想像している。小さなお店だからこそ出来ることもたくさんあるはず。オーナーのOさんもとても明るい前向きな性格の持ち主なので、学生さん達にもきっと気に入ってくれると思う。

 

駅での電車の乗り降りの時、バスの時間を待つ間、或いはお友達の到着を待つ間、新しいモノが好きな女性陣、パスタだけでなく、お茶する時にも立ち寄ってみていただきたい。乞うご期待。

 

私もちょくちょく電車を利用するが、駅で少しの時間、くつろげるところが欲しいと思っていたところなので、軌道に乗ってくれば、たぶん夜のメニューにワインも置いてくれるのでは?と期待している。

 

 

【2018.09.21 Friday 11:44】 author : 長谷川 淺美
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(株)カスミみらい

(株)カスミさんが、特例子会社を創る。それが「(株)カスミみらい」である。以前からそのことについてのご相談のような内容のお話はあったのだが、担当者が決まり、ご挨拶に見えた。

会社は来年、年明けの1月にオープンとなる。そこでは20人のハンディのある人たちを雇用する予定だそうで、内5人は来年の3月に特別支援学校を卒業する人達を予定し、そのほかの15人は、9月に開催される障害者の合同面接会の応募者の中から選定したいとの意向である。

会社の場所は神立駅から2kmほどの、以前カスミの店舗があったところ。仕事の中身は、最初は大根、白菜、キャベツを2等分や4等分にカットして袋詰めするなどの簡単な物からだそうである。

 

カスミさんは茨城県内に101の店舗を持ち、栃木、群馬など関東地域を合わせると186店舗を持つ企業さんで、従業員もパートさんアルバイトさんを含めて17,500人を数える。事業は食料品や家庭用品などを小売りするスーパーマーケット事業であり、店舗に出すために、野菜や精肉、魚、お総菜などの加工が必要になる。特例子会社はその加工部門を担うことになるのだ。

 

カスミさんでは、私どもの法人が関わっている方で、Mさん、Nさん、Kさんの3人が石岡店で雇用していただいている。Mさんはスーパーで働きたいとの希望だったので、カスミさんで実習をさせていただいた。最初、4時間の雇用でという話だったので、それでは送り出しできないとお断りした経緯がある。私たちとしては、もちろん本人の体力、気力も6時間を超える労働に耐えうるだけのトレーニングは積んでいるつもりだし、4時間では生活も成り立たず、社会保険の未加入の状態では雇用とは言えず、契約が終了したらそれでお終い?の状態では送り出せない。それはMさんに限らず、全ての方々も同じこと。私たちは、働くことはその人の働く権利を行使することと考えており、週30時間以上、社会保険加入、最低賃金以上、でなければ雇用ではないとの考え方で送り出している。

Mさんについても4時間の雇用であれば実習だけで終わりになるところだったが、カスミさんのほうから週30時間の雇用での提案があり、仕事に就くことになった。4時間以上での雇用はMさんが初めて。それ以後は特別支援学校卒業生も6時間雇用が実現したそうで、学校の進路指導の先生からお礼を言われたことがあった。

ハンディのある人たちが働くと言うことは、単にそこで仕事が出来て、どんな形でも雇用されれば良いのではなく、すべての国民に与えられている「働く権利」を行使することなのである。ハンディのある人たちの様々な権利を彼らに代わって主張し、守ることは私たちの大事な役割の一つだと考えている。

 

明日、7日には、(株)カスミみらいの会社説明会が、法人の利用者と家族を対象に、しろがね苑で行われる。

 

 

 

【2018.09.06 Thursday 13:13】 author : 長谷川 淺美
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残業でクタクタ

「働き方改革」戸やらの法案が衆議院で可決されたそうである。家族を過労死で亡くした人たちはこぞって反対しているようだが。

一時期、育メンとか、育ボスとか、男性の育児参加やら家事分担とか言われていたけれど、たぶん今も家事育児の負担割合は女性の方が大きいのだろうと思う。女性の社会進出は進んできているが、重要ポストに就く女性はまだ少ない。

今日の新聞だと、現役で働く保育士よりも、潜在的保育士(資格はあるが今は働いていない)のほうが多いのだそうだ。保育士が足りないのではなく、保育の現場に取り込めていないのだ。何故?そういえば、パートの保育士さんはいない?かもしれない。

 

GHの世話人さんから、S君の残業の実態について相談があった。毎日残業があり、ホームに帰ってくるのが8時近くで、土曜日も午後5時まで仕事をしていて、帰ってくるとバタンキュー状態だとのこと。就業支援ワーカーが本人に確認したところ、世話人さんが心配している状況が続いているとのことであつた。

世話人さんとしては、週の内1日は定時で帰れれば少し楽になるのではないかとの意見である。S君本人は、いつまで頑張ればいいのかが解れば、頑張れるんだけど・・・。午後になると少し居眠りが出てしまうこともある。毎週土曜日じゃなく、一週おきに出勤位なら大丈夫。でも仕事が忙しいから、頼まれれば断れないし・・。とのこと。

S君の仕事は、重量のある鋳物で出来た車の部品の砂状のものを取り除く作業。部品をコンテナから持ち上げて機械に入れて振動で砂状のものを落としたあと、機械から出して残った砂状のものは振るい落してコンテナに入れるというもの。これをほぼ同じ姿勢で一日行うことは、かなりの体力を要するだろうと思われる。S君は若く体力もあり、機械を使うことも好きなので、最初からこの仕事を任されている。

だが、疲れていて居眠りしてしまって事故にでもなってしまってからでは取り返しがつかないので、就業支援ワーカーと一緒に会社を訪問し、状況を訪ねてみることにした。

S君が仕事をしている会社はとても良い企業さんである。仕事が少なくなり、景気が悪化するとどこの企業さんもリストラを考えるものだが、この企業さんは全ての従業員を守ると言って、一人のリストラも実施しなかった企業さんなのだ。だから、S君の残業も、やむを得ない状況があってのことと思う。

 

会社の担当の方からは、S君の部所に人を入れようと思って募集しているのだが、なかなか人が集まらない、採用しても1ケ月ぐらいで辞められてしまったこと、機械も発注しているので間もなく設置できるであろうこと、今日の午後も一人面接する予定であることなどの説明を受ける。たぶん、体力を使う仕事なので、若い人でないと無理なのかもしれないし、若い人はなかなか見つからないのかもしれない。

 

その状況を会社の方から本人に伝えていただきたいとお願いし、私たちもその内容を本人に伝えていくこととした。

 

S君の仕事を見に行くと、そこの部署の表示に、副主任としてS君の名前が掲げられていた。

 

【2018.05.31 Thursday 11:47】 author : 長谷川 淺美
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障害者雇用促進セミナー

以前にもブログでお話しさせていただいていたセミナーの、第1回目が、5月16日(水)に終了した。当日はとても暑い日で、真夏日の中を38名の参加者を得、厚労省の服部係長からは、障害者就労に関する制度や考え方について、農水省の吉田室長からは、農業と福祉の連携と協働について、実際に活動している事例を基に話していただき、3番手の森さんからは、新潟県長岡市立の特別支援学校設置と学校での就労トレーニングの仕組みについて話を伺い、日立建機の園部さんからは、障害者雇用の実情、会社内での雇用管理などについて、実例をもとに話していただいた。

4人とも具体的で解りやすい話の内容で、質問も出ていて、初回としては満足な出来栄えだったと思う。欲を言えば、もう少し企業からの参加を期待したいところではあった。

 

次回は6月20日(水)、この日は実際にハンディのある人たちが働いている現場を見ていただくもの。一つは日立建機(株)の研修施設。ここでは64名が宿泊できる客室も含めた研修施設全体の清掃業務を、パートの方1人に2〜3名のハンディのある人が付いて一つのチームになり、各階ごとにお掃除を行っている。中には自閉傾向の強い人や、弱視の方もおられる。

昼食は、トラットリア・アグレステで摂っていただく。ここも当初のメンバーは就職して出て行ってしまっているが,後に続く人たちが働いているので、接客業務や厨房の補助等についても見ていただくことにしていて、直接、働いている本人とも話してほしいと思っている。

午後からは、柏原工業団地の中にある日本通信紙(株)の特例子会社であるNTK石岡ワークスを訪問、見学する。石岡ワークスの特色は、特例子会社で働くメンバーが隔離されていない事。社員の方々の隣でハンディのある石岡ワークスのメンバーが働いていること。そして何より、一人一人に合わせた仕事のスキルアップを図ってくれていることである。

何か所か、大きな企業の特例子会社を見学したことがあるが、どこの企業も程度の差こそあれ、ハンディのある人たちは、会社内ではあるが、隔離された場所で働いていた。

ある企業では、ハンディのある人たちがゆったり食事ができるようにと、わざわざ時間をずらすことまで考えておられるところもあった。一緒の時間、一緒のフロアーだから意味があるのであり、隣にいるから分かり合えるのではなかろうか。

NTK石岡ワークスの形は、私から見れば理想とするところなのである。

 

一日で回れるところは限られてしまうが、それぞれの職場でどのような工夫がされていて、どのような働き方をしているのかをほんの少しだが見て感じてもらうことはできるだろうと思う。

 

ハンディのある人たちは、働けないのではなく、働く場所と機会と環境を整備し、適切な支援を行えば、戦力になる人たちなのである。その意味で働き方改革のなかに、ハンディのある人達のことも加えて欲しいものである。

 

一回目よりも参加者が増えそうだと、担当から聞いている。

 

 

 

【2018.05.21 Monday 15:47】 author : 長谷川 淺美
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ここしかないと思って

Kさん、知的ハンディキャップと小児まひの後遺症からの身体的ハンディも持たれている、いわゆる重度重複のハンディを持つ方。30代でしろがね苑に入り、その後就職。グループホームに住んで、ホームから片道5〜6キロほどの道のりを電動自転車で通っているのだか、今年の雪の日に転倒してしまってから、職場でも躓いたり、転んだりが出始めて、足の痛みも出てきてしまった。

Kさんと相談の結果、段差のないグループホームに移り、仕事も退職する方向で進めようということになった。

職場を休んで一週間後に、職場の上司の方に、退職したい旨を伝えた。Kさん本人も、自転車通勤が出来ないこと、職場の人たちに迷惑をかけたくないこと等を話している。

職場の上司の方からは、毎日でなくとも、週2日でも3日でも来てほしいと言う答えが返ってきた。そして、Kさんの持ち場に人を配置して、負担が少なくなるようにしたこと、もし移動や歩行に不安があるなら、座って行う仕事をしてもらえばよいことなどが提案された。Kさん本人もその言葉を聞いて、それまでは気力も少し落ちていたように見えたのだか、心なしか元気になったように見えたので、通勤の方法を考えてみて、返事をすることとして帰ってきた。

 

その後、支援の実施機関や職員。就業支援ワーカー等と協議するが、通勤には移動支援は使えず、仮に職員が送迎できたとして、週3日の短時間勤務に移ってしまうと、実際に退職したときの失業手当等に大きく差が出てしまう。Kさんはこの事業所に22年間務めていて、年齢は57歳になる。定年まで継続できるかどうかも少し危うい。

そこで、いったん退職して、失業手当を少しいただきながら、グループホームから継続B型事業所に通い、週3日は施設外就労としてこれまでの職場で仕事をさせていただく、という案をKさんの職場の方に提示させていただいた。

Kさんは、難しいことは良く解らないので、私に任せたいとのこと、自分としてはここしかないと思って努めてきたこと、週3日程度なら続けて働きたいことなどの意思表示があった。

それが今週の月曜日のこと。その後職場の方から、もう一度仕事の仕方や施設外就労の仕組み等について話を聞きたいとの連絡をいただき、金曜日の午後、もう一度打ち合わせることになった。

 

もしかしたら、企業さんとすれば、退職ではなく雇用を継続したいご意向なのかもしれない。退職では、これまでの雇用率がカウントできなくなるのだから。とも思ったりする。

 

地域によっては、仕事はあるが職場までの交通手段がない場合が多々ある。移動支援は通学の使用は不可とされているが、個々の実態や環境によっては、一律ではなく特例を認めてほしいと思うところである。

 

この企業さんは障害者雇用は拒否していたところだった。強引にトップダウンで頼み込んでKさんが入った経緯があるが、外部からの評価(障害者雇用をきちんと実施している良い企業である)は予想外に高かったようである。

 

【2018.04.19 Thursday 15:13】 author : 長谷川 淺美
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新聞記事

1月の末に、読売と朝日新聞に、宮城県在住の軽度の知的しょうがいを持っておられる60代の女性が、国に対して損害賠償訴訟を起こしたという記事が載せられていた。覚えておられるだろうか。

訴訟の理由は、15歳の時に、ご本人の承諾もなく、強制的に不妊手術を施されたことに対するもので、出産の機会を奪われ、人権を侵害されたことに対する国の謝罪と補償を求めたものである。

かつて制定されていた優生保護法について知っている人は少ない事と思うが、1948年に制定され、1996年にこの法律が母体保護法に改正されるまで、優生保護法の中での強制的な不妊手術の規定は生きていたのだ。

優生保護法とは・・? 優生学上での不良な遺伝のある者の出生を防止すること、妊娠、出産による母体の健康維持を目的として、優生手術や人工妊娠中絶、受胎調節などについて規定した法律で、遺伝性の疾患やハンセン病、障害者などを理由に不妊手術や中絶を認めたものである。ここにも優生思想の影響が及んでいた。

 

私がしろがね苑で仕事を始めて間もなくの時期、県内のある会合で耳にした話でとても驚いたことがあった。ある施設の方(事務の方かもしくは施設長と思われる)が、親が自分の娘の不妊手術を施設に依頼してくるという話をされていて、他の施設さんではどうしているのかと問いかけていたのである。今時、そんな話があるとは思えず、とても現実とも思えず、どうして? 何のこと? 噓でしょ!! としか思えなかったのだけれど、この新聞記事を読んで、あの時期、平成3、4年にはまだこの法律が生きていたのだと知った。

 

提訴しているこの女性も、ご自身の身に何が起きていたのか全く分からないままに大人になり、長じてから自分が不妊手術を施されていることを知ったのだろうと思う。それがどれほどに本人にとって惨いことか。彼女が生きてきた時代は、私も共に生きて時間を共有してきた者の一人である。その同じ時間を生きている者として何とも言いようがなく、辛い想いがする。

 

私を生んでくれた母は、結核という病の中で私を身ごもり、出産した。当時結核は死に最も近い病である。結核菌まみれで生まれた私は学齢期前には小児結核(当時は肋膜と言われたそうである)になり、一週間を優に超えて、高熱と意識の混濁が続き、父に言わせると何とか助かってほしいと思った状態だったそうである。そこで命を落としてもおかしくは無く、命があったとしてもハンディを持つことになっていた可能性は大きく、ストレプトマイシンで耳が聞こえなくなった人の話を聞くと、私も大量にストマイを投与されているそうなので、聴こえなくなっていたとしても何の不思議もなく、まさにすべては紙一重の差なのだと想えるわけで、他人事ではないのである。

 

今、出生前診断が可能になり、生まないという選択肢もありになっているけれど、それがどこか、かつての優生思想の亡霊のように見えてしまうのは私の思い過ごしだろうか。

 

 

 

 

 

【2018.02.07 Wednesday 15:47】 author : 長谷川 淺美
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今年もよろしくお願いします

明けましておめでとうございます。

 

2018年、平成30年、戌年、新年が明けました。

皆様のお正月はどのようにお過ごしでしたでしょう。

年賀状には昨年生まれた新しい家族の写真、ついこの間まで4歳と思っていた子が「今年小学校入学です」との記述。ハンディのある人が「今年は就労に向かいます」の決意。時間は確実にそれぞれの人たちに訪れていて、それぞれの人生を築いている。本当に、おめでとう!!

しろがね苑、ワークセンターしろがねは今日が仕事始め。銀の笛、たいようは昨日の4日から。トラットリア・アグレステは4日から仕込み開始で5日の今日から営業、戌年なので、ドッグランにたくさんワンコが集まることを願おう。私も今日が仕事始め。また駆け足のような一年が始まる。

 

今年は、1月16日の障害者就業・生活支援センター「かい」の連絡調整会議時に、農水省農林水産政策研究所、企画広報室長さんをお呼びして、農業と福祉の連携と就業について、事例をあげての講義をお願いしており、農業と福祉の協働、連携について少し方策を考えてみたい。農業人口の減少を支えるだけでなく、ハンディのある人たちの働くためのスキルアップも図れるものと思う。ずっと以前から、最終的に農業に携わるのは障害者施設だろうと考えていた。農業分野でも単純労働だけで終わりたくはない。農業技術、栽培技術も身に着けられるようにし なくては意味がない、と思っている。ハンディのある人たちが農業の担い手になること、が出来ると思っている。

 

もう一つは、今年4月からの障害者雇用率が2,2%にアップされることに伴って、企業と福祉をつなぐパイプ役になりたいと考えている。障害者雇用は以前に比較すれば進んできているのは事実。だが、雇用後のスキルアップや人事考課のによる昇給体制、福利厚生の在り方、等々問題点は多くあると感じている。それらを前に進めるには福祉の力がひつようなのだが、企業は何処に福祉が存在するのかさえ知らないのが実態。

その解決策の一つのきっかけとして、4月から3回シリーズで企業向けのセミナーを開く準備をしている。

将来は、障害者雇用に関して、企業と福祉の橋渡しができる人や組織を作って行きたい。そしてより多くの障害者雇用の機会を作りたい。ハンディのある人たちの生きる世界を広げていきたい。あまり先のことではなく、今年中には道筋をつけられたら良いと思っている。

セミナーの日程や内容については、決定次第、後日、たぶん今月中ぐらいには、白銀会のホームページの「お知らせ」欄に掲載する予定。

 

7日は、成人式で今年の成人者は4名。

 

【2018.01.05 Friday 17:57】 author : 長谷川 淺美
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報酬改定

12月18日、平成30年度障害福祉サービス報酬改定に関する改定率について、発表された。障害福祉サービスに関しての改定率は、プラス0、47パーセント。プラスではある。マイナスではなかったことに安堵というところだろうか。

平成29年度末までの経過措置だった、食事提供体制加算は現行の状態で継続されるとのことだが、加算そのものを見直すことも含めて今後も議論されるようである。

あれだけ騒がれた社会福祉法人の内部留保だが、内部留保の判断基準とされた社会福祉充実残額を算出した法人は全体の1%未満であり、前回の報酬改定で、特養の収支差率は、8,7%から1,6%に、障害分野では、9,6%から5,9%に下がっているという実態とのこと。

しかし、国の財政は相変わらず借金があり、ひっ迫していることに変わりなし。

だが、対人支援において最も大切なものは、支援にあたる職員の質である。その質を保つものは何か、その大きな要因の一つは職員処遇である。福祉の仕事の成果は短時間で、或いは明らかなかたちや日々目に見えるものとして現れるものではない。根気よく、時間をかけて、日々の細かな支援の積み重ねによって成長や実績が表れてくるのである。その仕事を丁寧に誠意を込めて実行してくれる人材が必要なのであり、必要に応じた処遇も必須の条件であろう。職員処遇は福祉サービスの質に直結するのである。そして残念ながら職員処遇は報酬改定に直結してしまうのである。

 

社会福祉法人の内部留保の関してもう一つ議論すべきとされた事項が、課税の問題である。12月14日に示された、平成30年の与党税制改正大綱によれば、平成29年度までずっと、公益法人等への課税については民間企業とのイコールフィッティングの観点から、見直しを検討するという記述がされていたが、平成30年度の大綱には何の記載も無いとのこと。理由は? よく解らないが、課税論議が消えたとは思えず、また次年度に再燃ということも有り得るものと思う。

 

平成30年度から新たに創設される事業、「就労定着支援事業」「自立生活支援事業」などの運営基準改正等に関するパブリックコメントの募集が行われている。1月10日までの期間である。人員配置、資格要件、設備、実施主体の要件等が定められるものである。私たちも出来るだけ多くの意見を提示しなければならないと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【2017.12.22 Friday 15:48】 author : 長谷川 淺美
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茨城大学で

一般社団法人茨城経営者協会という組織がある。当法人も会員になっているのだが、そこからの依頼で、茨城大学への寄付講座(地域連携論供砲鮹甘することになり、今日の午前中の2時限目の講義を持つことになった。昨年も茨城大学で同じ講座を受け持っていて、その前の2年間は常磐大学で同じような講座を担当した。

地域連携論供米く意義・学ぶ意味)は、毎年の後期科目として開講されているもので、講師は県内の企業の社長さん達。例えば(株)カスミの取締役会長さん、水戸ヤクルト販売(株)の代表取締役社長さんなど。月に一回のペースで10人程度の方々がお話をされるもの。対象となる学生さんは2・3年生。社会に出て行く前にどのような職場がありどのように働くか、その意味や意義について学ぶもののようである。

社福で参加は私だけ。話のタイトルは「ハンディのある人たちへの支援 〜働くことを中心に〜」。何故働くのか、何のために働くのか、何を目指して働くのか、そして、働くことは自分の生活を創り、自分の人生を創ることだということ、ハンディのある人たちは働けない人ではなく、働く機会と働く場所、そして適切な支援が整えられていれば働ける人であることを伝える。私たちはハンディのある人たちが働けるように、その働く環境を整える仕事をしているのだと言うことを伝える。

学生さんたちはとても真面目に熱心に聞いてくださった。質問も出していただいて、時間が少しオーバーしてしまったのだが、少しでもハンディのある人たちのことをわかってくれたらうれしいと思う。そしていつか、企業人になった時に、そこにハンディのある人が居たら、私の話を思い起こしてほしいと思う。そして、同じ時間を生きる隣人として見ていってくれたらなお嬉しいと思う。

私としては、若い柔軟な感性を有するであろう学生さんたちにこそ、ハンディのある人もあなたたちのすぐ近くで生きているのだということを知ってほしいと思っている。あまり世の塵にまみれていない時期に、まっすぐな、曇りのない視線で彼らハンディのある人たちを見てほしいと思っている。

12月には、鹿島特別支援学校の保護者の方々にも話す機会をいただいている。事前に質問事項も届いている。鹿嶋なので、「たいよう」のPRも欠かせない。

昨日、特別支援学校の教師だった方が訪ねて見えて、たいようの開所について、また何であんなに難しい所に施設を作ったのかと仰られた。そう、企業もないし、利用者も多分限られるし、難しいのだとは思うが、その難しいところで私たち法人のノウハウを展開して、就労の道筋を作りたいと思っている。方法はあるはず。保護者の方々にはそのことも伝えたい。

 

【2017.11.29 Wednesday 17:28】 author : 長谷川 淺美
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ホームページのリニューアル

だいぶ前に、法人のホームページをリニューアルすると言う話をした記憶があるのだが、それからおおよそ1年半ほど過ぎてしまったように思う。伸びに伸びてしまった理由は、ひとえに私のわがまま?のせいかもしれない。

 

ホームページを作り始めて、そのベースとなる文章を作る段階で、ホームページの作成を依頼した会社から来ていた、2名のライターの方が書いてくれた文章が、何とも私の意図するところのものと一致しなかったために、別の方に代わっていただいて、改めて全ての文章を書き直したり、構成を変えたり、もろもろあれこれと注文を付けたためというのが時間がかかってしまった理由。

 

そして今日、午後3:00、社会福祉法人白銀会の新版のホームページがアップすることになった。パソコン画面でも、スマホ画面でも見られるようになる。

全体は以前のページよりずっと長いモノになっているが、電車に乗っての移動時間等を利用して見て、読んで欲しいと思っている。

白銀会の想いも伝えたいし、私たち白銀会が何をしているのかを解って欲しいと思っている。そしてその先に私たちが目指すものも、このページを通して伝えて行きたいと考えている。

 

ハンディのある子どもを持つお父さん、お母さん、特別支援学校の先生たち、ハンディを持つご本人、支援に当たっている職員の方たちなどは勿論、福祉と関わりのない人達にもできればみて欲しいと思っている。知的ハンディのある人たちがすぐ傍らで生きているのだということを、一人でも多くの方々に知って欲しいと思っている。

 

意識するしないに関わりなく、人の心にある障害者に対するバリアを取り除くための一番の早道は、障害者を知ってもらうことだと思っている。多くの方々に見ていただくために、皆さんにもいろいろな方々に、白銀会のホームページを広報、PRをしていただきたいと思っている。

 

今よりももっと、お互いがお互いの違いを認め合える社会を作るために。

 

 

【2017.11.16 Thursday 14:54】 author : 長谷川 淺美
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