日々想うことを、つづります。
 
茨城大学で

一般社団法人茨城経営者協会という組織がある。当法人も会員になっているのだが、そこからの依頼で、茨城大学への寄付講座(地域連携論供砲鮹甘することになり、今日の午前中の2時限目の講義を持つことになった。昨年も茨城大学で同じ講座を受け持っていて、その前の2年間は常磐大学で同じような講座を担当した。

地域連携論供米く意義・学ぶ意味)は、毎年の後期科目として開講されているもので、講師は県内の企業の社長さん達。例えば(株)カスミの取締役会長さん、水戸ヤクルト販売(株)の代表取締役社長さんなど。月に一回のペースで10人程度の方々がお話をされるもの。対象となる学生さんは2・3年生。社会に出て行く前にどのような職場がありどのように働くか、その意味や意義について学ぶもののようである。

社福で参加は私だけ。話のタイトルは「ハンディのある人たちへの支援 〜働くことを中心に〜」。何故働くのか、何のために働くのか、何を目指して働くのか、そして、働くことは自分の生活を創り、自分の人生を創ることだということ、ハンディのある人たちは働けない人ではなく、働く機会と働く場所、そして適切な支援が整えられていれば働ける人であることを伝える。私たちはハンディのある人たちが働けるように、その働く環境を整える仕事をしているのだと言うことを伝える。

学生さんたちはとても真面目に熱心に聞いてくださった。質問も出していただいて、時間が少しオーバーしてしまったのだが、少しでもハンディのある人たちのことをわかってくれたらうれしいと思う。そしていつか、企業人になった時に、そこにハンディのある人が居たら、私の話を思い起こしてほしいと思う。そして、同じ時間を生きる隣人として見ていってくれたらなお嬉しいと思う。

私としては、若い柔軟な感性を有するであろう学生さんたちにこそ、ハンディのある人もあなたたちのすぐ近くで生きているのだということを知ってほしいと思っている。あまり世の塵にまみれていない時期に、まっすぐな、曇りのない視線で彼らハンディのある人たちを見てほしいと思っている。

12月には、鹿島特別支援学校の保護者の方々にも話す機会をいただいている。事前に質問事項も届いている。鹿嶋なので、「たいよう」のPRも欠かせない。

昨日、特別支援学校の教師だった方が訪ねて見えて、たいようの開所について、また何であんなに難しい所に施設を作ったのかと仰られた。そう、企業もないし、利用者も多分限られるし、難しいのだとは思うが、その難しいところで私たち法人のノウハウを展開して、就労の道筋を作りたいと思っている。方法はあるはず。保護者の方々にはそのことも伝えたい。

 

【2017.11.29 Wednesday 17:28】 author : 長谷川 淺美
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ホームページのリニューアル

だいぶ前に、法人のホームページをリニューアルすると言う話をした記憶があるのだが、それからおおよそ1年半ほど過ぎてしまったように思う。伸びに伸びてしまった理由は、ひとえに私のわがまま?のせいかもしれない。

 

ホームページを作り始めて、そのベースとなる文章を作る段階で、ホームページの作成を依頼した会社から来ていた、2名のライターの方が書いてくれた文章が、何とも私の意図するところのものと一致しなかったために、別の方に代わっていただいて、改めて全ての文章を書き直したり、構成を変えたり、もろもろあれこれと注文を付けたためというのが時間がかかってしまった理由。

 

そして今日、午後3:00、社会福祉法人白銀会の新版のホームページがアップすることになった。パソコン画面でも、スマホ画面でも見られるようになる。

全体は以前のページよりずっと長いモノになっているが、電車に乗っての移動時間等を利用して見て、読んで欲しいと思っている。

白銀会の想いも伝えたいし、私たち白銀会が何をしているのかを解って欲しいと思っている。そしてその先に私たちが目指すものも、このページを通して伝えて行きたいと考えている。

 

ハンディのある子どもを持つお父さん、お母さん、特別支援学校の先生たち、ハンディを持つご本人、支援に当たっている職員の方たちなどは勿論、福祉と関わりのない人達にもできればみて欲しいと思っている。知的ハンディのある人たちがすぐ傍らで生きているのだということを、一人でも多くの方々に知って欲しいと思っている。

 

意識するしないに関わりなく、人の心にある障害者に対するバリアを取り除くための一番の早道は、障害者を知ってもらうことだと思っている。多くの方々に見ていただくために、皆さんにもいろいろな方々に、白銀会のホームページを広報、PRをしていただきたいと思っている。

 

今よりももっと、お互いがお互いの違いを認め合える社会を作るために。

 

 

【2017.11.16 Thursday 14:54】 author : 長谷川 淺美
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どうしましょう

やっと! 晴れ!! 空が高くてきれいです。昨夜は星も見えましたし、半月もくっきり出ていました。気持ちの良い秋晴れで、木枯らし一番に、色づいた木の葉も高く舞っていました。

11月の最初の土曜日と日曜日には、「かい」の登録メンバーと一緒に京都に旅します。メンバー同士で相談して、毎年何処に行くか、何をするか決めていますが、今年は秋の京都旅行となりました。京都の秋はどんなでしょうか。

 

楽しみは良いのですが、どうしましょう!が一つ生じてきました。アグレステで働いている利用者さんたちが、ここにきて続けて何人も就職していきます。Sさんはレストランにきまりそうですし、Tさんは介護の初任者研修を終えて、かねてから希望だった介護施設で今実習していますので、たぶんそのまま就職になると思われます。Nさんはいくつかの企業の中から、スーパーの仕事がいいと言っており、そこも決まりそうです。もう一人のTさんも2次面接に合格して、実習の段階になっています。

アグレステの主力メンバーが皆就職してお店から居なくなってしまう事態に至ってしまいます。どうしましょう!なのです。

でもやっぱりアグレステのメンバーはしっかりと力をつけてきていた証拠です。だからみな巣立ってしまうのです。良いことで嬉しいのですが、後の人たちを育てるには少し時間が必要ですし、次のメンバーが育つまでは職員がカバーしましょうと言うことになるのですが、それも限界があります。

何と彼らの働きは大きかったのか、改めて気づかされます。巣立つのは当然です。皆それを目標に働いていたのですから。

 

おまけに、シェフが一人12月で辞めることになりました。これはいろいろな事情もあるようで致し方ないのですが、次の人がまだ決まっていません。どなたかご紹介くださいとお願いしたいぐらいです。そんな状況で、12月は少しお店の体制も変えて営業しなければならなくなりそうです。詳しいことはアグレステのホームページでご案内すると思います。

 

今後は、どうしましょう の事態を招かないように、次のメンバーをきちんと養成できる体制を作りたいと思っています。

シェフについては、いま、グルメキャリーに掲載して募集しているところですが、皆様の中でイタリア料理を手掛けてみたい方、お知り合いの方の中に、法人のレストランの趣旨を理解してくださる料理人の方おられたら、是非ぜひご紹介ください。

 

皆が巣立つのはこの上なく嬉しい事なのですが、今回のような事態になるといささか慌てます。

 

 

 

 

 

 

 

【2017.10.31 Tuesday 16:25】 author : 長谷川 淺美
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天高く・・・

10月10日、53年前、1964年のこの日、東京オリンピック開会式が行われた日。日本において一年を通して最も雨が少ない日とされる。今日も天高く秋の空。

この時、私は高校1年生でクラスごとに1枚づつのチケットが配布された。誰もが行きたい! 見たい! なので、クラス全員がジャンケンをして決めることになった。勝ち抜きジャンケンが始まる。クラスメートは45人ほど。とても勝てるはずがない・・と思ったのだが、最後、勝ってしまって、オリンピック競技を見に行くことになった。見に行ったのは国立競技場。秋空がとても綺麗で、客席からは全ての競技者が見渡せて、特に黒人のランナーが目についたのを記憶している。

そして今年、同日に衆議院選挙の公示日となった。1180人が立候補。東京都知事の小池さんが希望の党とやらを立ち上げ、そこに民進党が持参金付きでくっつく一派と、そこに入れない民進党のメンバーが立憲民主党を創った。民主主義って何だろう。選挙区では○○党の○○さんに投票し、比例区では○○党を選んだのだが、その○○党は党首、それも選ばれて間もない人が唐突に、××党に合流して、○○党を解党していまう。そこで民主主義のもっとも大切な投票という行動は無残にも何の意味も持たないものにされてしまう。こんな状況がまかり通っていいのだろうか。益々投票には行かない、一票の価値なんて無い。と思う人が増えるのは当然と思う。

今朝のテレビでは、各党の党首の第一声を報じていた。素朴な疑問として、小池都知事は希望の党党首として選挙演説をしていたが、その間の都政の業務はどうするのだろうか。代理がするのだろうか。下世話な話をすれば、都知事として都民の税金からの給料とかは、応援演説中も出されるものなのだろうか。東京都知事は、他に仕事?を兼務してもよいという規則になっているのだろうか。選挙で当選すれば何をやっても良いと言うわけではないと思うのだが、何やら傍若無人、権力を手にすれば国民や有権者等はどこかに行ってしまうようだ。

今回の選挙の争点、問われていることは何か。新聞によれば、問われるのは日本の明日であり、この国を覆う2つの不安をどう考えるかだと言う。1つは北朝鮮問題を含む日本の安全保障に関すること、もう一つが団塊の世代が75歳以上になる2025年以後の社会。生産年齢人口が減り、伴って国の歳入は減るが、社会保障費は膨らむ。どうするか。

消費税は上げていくべきと考える。そしてその使途は国の借金返済に充てていくべきである。幼児教育の無償化は一律ではなく、シングルマザーの世帯とかにきちんと手当をすればよいのでは?

この国の明日を問う選挙であるなら、真っ先に借金を返して、健全な経済状況を作らねばならないのではなかろうか。輪転機を回し続けて、お金じゃぶじゃぶの状況が健全な経済状態とはとても言えないと思う。

残念ながらこの国の明日を描けるような、希望を描けるような政党は何処にも見当たらない。票を投じたい政党がない。この国の悲劇はここにあるのかもしれない。票のためには確固たる矜持も考えもすべて捨てて平気な人たちばかり!! 

【2017.10.10 Tuesday 13:55】 author : 長谷川 淺美
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人づくり革命

外出していたり、出張していたりした後に、二三日分の新聞をまとめて読むことがある。

9月9日の日経新聞に、小さな囲み記事で・・「人づくり革命」推進室が始動・・が安倍首相と、茂木経済相の2人が推進室の看板を掲げる写真とともに掲載されていた。政府が看板政策として掲げる「人づくり改革」を担う内閣官房の人生100年時代構想推進室が、8日に本格稼働したとのこと。

その中に、安倍首相が職員に対して「どんなに貧しい家庭に育っても家庭の経済事情に左右されずに夢に向かって進める社会をつくらなければならない」述べたとあった。ならば安倍首相に更に加えて述べてほしい言葉「どんなに様々なハンディキャップがあっても,差別や偏見などに左右されずに夢に向かって進める社会をつくらなければならない」がある。

この「人づくり改革」で、人材の能力を引き上げることによつて、日本全体の生産性を高めて行くと言う狙いだそうだ。

 

能力という言葉は嫌いだが、一人一人の持てる力を強めていく、得意分野を強化していくことはとても大事。様々なハンディがその力をつける妨げになってはいけない。どんな人にも等しく当たり前に夢に向かうチャンスは当然与えられなければならない。

 

昨日、高齢・障害・求職者支援機構が開催している障害者職業生活相談員資格認定講習会で、障害者施設においての就労支援(障害者就業・聖化さ支援センターを中心に)話をさせていただいた。この講習会には4年ほど前から毎年お呼びがあり、話す機会をいただいている。今年も9月に水戸会場で、10月に水海道である。

この講習会は、障害者を5名以上雇用している企業の方々に対して職業生活相談員の資格を得ていただくためのもので、参加されている方々の中には、当法人がお世話になっている企業の方もおられる。今回もNTK石岡ワークスの米川さんが参加されておられたのでご挨拶させていただいた。

私としては様々な企業の方々に、ハンディのある人たちの得手を知っていただきたいと思っている。出来ないのではない、自分の得意を生かせる場所が見つからないだけなのだということを知ってほしい。

 

昨日、面接に行ったHさんは10月1日から仕事に就くことになった。親は自宅から通わせたい希望だが、本人は「苑から通って、グループホームに入って、その後はアパートで独り暮らしする」と言っている。今までは親の言いなりに動いていたけれど、これからは、自分で決める。

【2017.09.13 Wednesday 11:23】 author : 長谷川 淺美
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シチリアワイン

9月2日、シチリアワインとシチリア料理を楽しむ会を、アグレステで開催した。36名の方々が集ってくださった。清水氏のワインの話には皆ワイングラス片手に輪が出来て、話が弾んでいたよう。

清水氏によれば、今回のシチリアワインの中でも白ワインはなかなかのものとの好評をいただいた。心の中で私の味覚もまんざらでもないな・・とひそかに呟く。

お店の中にシチリアで撮った写真を30枚飾ると、まるでお店がシチリア島になったように思えるほど、当時がありありとよみがえってくる。そしてあの陽ざしと風と、海とそして山の土の匂いが蘇ってくる。

今回仕入れたワインの本数は限られていて、すぐに即売会などは出来ない本数ではあるが、今週末、15日当たりからアグレステで提供したいと思っている。

今回のワインは個人輸入であり、おまけにここのワイナリーが外国に出すのは初めてということで、届くまでに時間もコストもかかってしまったのだけれど、2度目はたぶん手続きもよりスムーズにいくと思えるので、また再度、輸入したい。そうすれば、アグレステでしか飲めないワインになるのだ。

 

9月15日から18日は石岡のお祭り。利用者も昼組、夜組とそれぞれにお祭り見物に繰り出す。何時もはそれだけのことなのだが、今年は、18日に露店を出す。茨石さんの駐車場をお借りして、パスタドーナツを作って売るのである。飲み物はビールは勿論、ワインも一緒に。値段はワンコイン程度で、儲けはなしで原価を割らなければ良しとしよう。

18日は月曜日でアグレステは定休日。アグレステの料理人と私と、苑の利用者と、一緒に「いらっしゃいませ!!」で準備中。

パスタのドーナツの中身は、一つはボロネーゼをドーナツにしてチーズを載せて焼いたもの、もう一つはカルボナーラのドーナツ。

お祭りを見に来たときには、是非ぜひお立ち寄りあれ! 場所は石岡イベント広場の向かい側の茨石さんの駐車場。ちょうど、車の進入が止められて、歩行者専用になるところ。今年は青木町が年番だそうで、御神輿が鎮座するお借り屋のすぐ近く。

 

石岡のお祭りは毎年雨にたたられるので、雨が降らないことを祈ってそして完売することを期待して。

 

 

 

 

【2017.09.11 Monday 16:30】 author : 長谷川 淺美
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8月

72年前の1945年8月6日、朝、戦争はまだ終わっていなかったけれど、夏の暑い一日は始まろうとしていて、子供たちは学校や軍需工場等のそれぞれの場所へ、母親は幼子を背に台所仕事、お父さんも職場や工場、あるいは戦に行っていたかもしれない。戦時下ではあっても人々は懸命にその日を生きようとしていたはず。

そこに大きなきのこ雲に似た人類史上初めて使われた原子爆弾が落とされた。一瞬にして人も街も破壊された。街は焼き尽くされ、河は遺体がひしめき合い、子供を抱いた母親は真っ黒になって立ったまま死んでいく。

そして8月9日、長崎にも同じ核兵器が使われ、この町もまた一瞬にして命も街も、日々の暮らしも奪われてしまつた。人類史上初めて使用された原子爆弾、核兵器。跡形もなく破壊された街に立ちつくし、茫然と涙しつつ8月15日に戦争は終わった。

その後も世界のあちこちで戦いや争いは絶えることなく繰り返されている。その犠牲となるのは子供たちや女性たち。負の連鎖は憎悪を募らせ、恨みを増し、復讐を喚起させる。そしてまた争いや戦いが起きる。連鎖を止める手段はあるのだろうか。

 

8月は様々な記念日に囲まれて、戦争や、核兵器や、差別や、人種、そして平和ということについて、否応なく向かい合わねばならない月である。日本は唯一の被爆国なのだが、核兵器廃絶に関しての署名を行っていない。核保有国と非核保有国の双方が入ってこなければ意味がないからという。ほんとうに? 真っ先に核廃絶に賛成する署名をどこの国よりも早くしなければならないのが、核廃絶の声をあげなければならないのが我が国、日本ではないのか。

 

最近、広島の原爆ドームや資料館をぉとづれる外国人(アメリカ人も含めて)が増えているそうだ。オバマ前大統領が訪問したことも影響しているのかもしれないが、広島、長崎を知ることは戦争の愚かさや悲惨さ、そして何よりも戦争が何も生み出さない不毛なものであることが解るはずである。

 

日本国憲法第9条 1日本国民は正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する。とされていて、これに伴って、戦力は保持しない、国の交戦権はこれを認めない。とされている。今私たちが成すべきことは、現憲法を改正するのではなく、世界のすべての国が同じ条文を有する国になるよう、強く強く働きかけ続けることではなかろうか。それが唯一の被爆国国民の姿勢だと思う。

 

 

【2017.08.07 Monday 17:01】 author : 長谷川 淺美
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ワイン

待ちに待ったシチリア島からのワインが届く。つくばの(株)ヴィナイオータさんに(ワインの輸入業者でもなんでもないのに、無理にお願いして)手続きをしていただいて、やっとアグレステに到着。鉾田の施設「たいよう」の保冷庫に静かに待機している。

はるか日本へようこそ!! 長い長い旅。お疲れ様。今は少し休んで、9月になったら目を覚ましてくださいな!

 

9月には試飲会を開く予定である。一緒にシチリアに行ったシェフが創る大洲流シチリア料理と、同行したカメラウーマンの傑作写真の中から選りすぐりの写真パネル展と、そして何よりはるばると旅をして今ここに来てくれた、あの柔らかな斜面に実ったブドウからできた愛すべきワインと、シチリアの風と光とそして香りをそのままアグレステに運んでみたい。

 

ワインは3種類。赤2種、白1種。すべてを試飲していただきたい思っている。

 

日程等は、アグレステのホームページをご覧あれ。夏休み明けの虫の音がし始めるころに、夕刻から、ワイングラスを上げて、乾杯!! である。 それまでは、私も試飲はお預け、我慢の日々。

 

お楽しみに。

【2017.07.31 Monday 16:16】 author : 長谷川 淺美
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再度、シチリア島

ニュースにアメリカのトランプ大統領が、パリ協定からの離脱を表明したことが出ていた。先日のG7での会議においても、他国からの説得にも応じなかったと報じられている。自国だけの問題ではなく、地球規模の問題であり、今温暖化の危機にさらされて沈んでしまうかもしれない国や島もあるわけで、地球が危機に瀕すればあめりかだのにほんだのといっていられなくなるとおもうのだが・・・。何とも無責任なアメリカファーストのように見える。

今回のG7の会議はイタリアで行われていて、しかもシチリア島タオルミーナ! 一緒に行ったメンバーと、そうそうあそこのあの景色、と言い合ってしまった。

 

シチリアで3日目に尋ねたところ、シラク―サ。

3日目の朝はまさに嵐。風が強く吹いていて、土砂降りに近い雨と雷。そして空は真っ暗。宿舎から別棟の食堂まで土砂降りの中を走って移動する。朝食をとる建物は既に停電になつていて、燭台の灯りのみ。外は大荒れの強風だが出発する。

車中で、杉本カメラ女史が言う。「先生!(彼女は私のことを出会った時から何故か先生と呼ぶ)晴れ女の念力で何とかしてください!」晴れ女を自称してはいるが、この天気ではと思っていたのだが、車での移動中に徐々に雨は上がり、時折雲間からは晴れ間ものぞく。シラク―サの市場についた時には道路は濡れているが雨は上がっていた。晴れ女の念力は本物だったのか?

シラク―サの街に入った途端に何やらギリシャに似た雰囲気を感じさせる。建物もアーチ状の石造りの天井で、かなり古そうに見えた。街並みや広場もギリシャの雰囲気。建物の色合いも。

シラク―サの市場を散策、海に面した街なので魚が多いが、野菜もかなりたっぷりで色鮮やかでおいしそう!! 市場でチーズやサラミを売っているお店のイケメンのイタリアボーイが、私たちが日本人と知って、「ありがとう」と言いながら、チーズを挟んだパンを全員にプレゼントしてくれたのだが、これがめっぽう美味い!のである。

反対側にお魚屋があり、お父さんと息子が店に立っている。写真家の杉本女史が盛んにシャッターを切っているお目当ては息子のほう。彼女の眼にはかなりのイケメンに映っているようだ。イタリア系もあるが、ギリシャっぽさも見える眼鏡をかけたイケメンさん。

この日の訪問先は、海沿いでレストランを営む日本人女性。ご主人はイタリアの方。レストランでは日本食も提供するとか。レストランは海に面した建物の二階。すでに青空が見え始めていて、海のさざ波が光る。

店内はアーチ状に石造りの天井が広がる。ギリシャの建物のよう。日本人の女性オーナーが、この土地はギリシャ系の人たちが多く住んだところだと説明してくれた。そして今もこの建物を維持し残すために、市は条例を作って守っているそうで、古い建物を改築する時には、壊してはいけないところが決められているのでなかなか大変だそうである。古いものを修復する職人もずっと残っているとのこと。すばらしいと思った。日本では昔からの技術が徐々に減って来ていて、職人もいなくなりつつあるのに。

レストランの厨房には日本人の若い男性が働いていた。ここでも大洲シェフは厨房に入って料理をお勉強。この地は魚やエビがたっぷりで昼前だと言うのにワインが進んでいく。ワインは白。客は私たちだけ。今はシーズンオフでお休みの時なのに、私たちのために待っていてくださったのである。

カターニアの町並みは細い小さな路地もとても美しい。光と影に彩られていて石畳の細い路地から上を見上げると、バルコニーが道を隔てて手が届くところにあり、どちらも花が植えられている。映画の1シーンのようでもあり、東夷昔のギリシャの町に居るようで、不思議な感覚になる。

頑丈な鉄の扉や、ほっかりと空いた入口やらに囲まれた、その細い石畳の美しい道を歩いて、カターニアでは老舗と言われるレストランへ行く。ここでは赤ワイン。パスタは少し私には潮が強く感じられた。デザートはメニューに載っているもの全部?頼んで皆でシェアする。シャーベットがレモン味で抜群! ここでも厨房に4人がどっと押し寄せる。この店のシェフは日本のホテルで料理を作ったことがあると言う。東京ベイでだ。日本に呼んでくれたら奥方とともに来ると言うのだが。費用はこちらもちだとすると少し迷う。が、とても気さくで柔らかい人に見えた。

この国の、シチリアの人は皆とても笑顔が似合う人懐こい人達ばかりで、治安が悪いと聞いていたことがまるで嘘のよう。

日本人の、何やら年齢もばらばら、男女も混合で、何やらわけのわからない集団に、皆とても優しかった。

 

 

 

 

 

 

 

【2017.06.23 Friday 15:25】 author : 長谷川 淺美
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人事制度

昨年から手掛けていた、新しい人事諸制度作りがほぼ完了して、大方の土台が出来てきたので、昨日、職員に公表したところである。

平成2年にの12月に社会福祉法人白銀会が認可を受け、翌、平成3年9月1日に知的障害者授産施設しろがね苑を開苑して以来26年を経て、今は施設は5ヶ所、グループホームが13ケ所、利用者の増加は勿論だが、職員も70名近くになってきている。

少人数での組織であれば、全てに目が届き、利用者や職員一人一人が良く見えていたが、徐々にそうとばかりは言えない状況に陥りつつあるようで、今の段階で新しく人事制度を構築しておく必要があると考えていた。

昨年の6月にスタートして、職員への個別の面談、それぞれの職務の実態把握、等々を経て一年、新しい人事制度のベースが出来上がったわけで、これからは、各職員が何を目指すのか、何を今すべきなのかが「見える化」出来ると思っている。

 

法人の事業がしろがね苑単体だったときには、全ての職員と年に一度は直接面談して、現状の悩みや課題、そして次年度の目標について話し合うことが出来て、職員もその面談の時に話したいことを直接話すことが出来ていたのだが、今それが出来なくなっている。

一年間の自己評価をしてもらって、どれだけ自分が頑張って仕事をしているかしっかりPRしたうえでの面談だったので、私にとっても貴重な機会だった。上司と部下と言うよりは、同一事業所で同じ目的に向かって進んでいく仲間、同志のような感覚だったかもしれない。組織が大きくなることは悪い事ではないが、以前のような親密さは薄れていくように思える。

 

今回の人事制度を一言で表現するなら、私たちが利用者に対する個別支援計画を毎期細やかに作成してそれに基づいて支援を行っていると同様に、職員に対する個別支援計画書を職員とともに作成し、それに従って、支援スキルを磨き、知識を蓄えて、職員として、管理者としてステップアップしていく道筋を目に見える形で示す、職員の個別支援計画を創ることと言えるかもしれない。

そしてそこでは人事考課が行われて、計画に盛り込まれた目標の達成度をそれぞれにチェックしていくシステムが導入され、目標の達成度合いによって昇給や昇格、或いは給与の据え置きや降格が決められて行くことになる。それが繰り返し行われて、個々の職員がそれぞれの目標を次々に達成することが出来れば、それは紛れもなく、法人の存在価値を確実に高めて行くことになるのである。

 

社会福祉事業が行政処分による所謂措置の時代は、職員の給与に差をつけると、監査で差をつけないようにと指導を受けたのだ。私にはそのことがとても不合理なことに思われた。頑張った人には+、何もせずに時間だけ過ごしている人には−。当然が当然ではなかった時代があった。それでは、職員の、人のモチベーションは下がって当然ではなかろうか。

 

働くということは自分を高めて行くプロセスでもあるのでは? 何日経っても、何年過ぎても、変化も何もない同じ自分しか見えなかったら淋しいと思わない? 

 

新人事制度は7月1日に運用を開始し、スタートする。人事考課者のトレーニングもこれからである。運用してみて不都合があれば修正、改良する。  

 

【2017.06.14 Wednesday 14:43】 author : 長谷川 淺美
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