日々想うことを、つづります。
 
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今年もよろしくお願いします

新年のご挨拶も遅くなり、早1月も半ば。

今年の石岡市の成人式は8日(日)。苑では3人が新成人となり、一人は振り袖姿であでやかに。それぞれに皆いろいろ問題を抱え、本人の力だけでは解決もままならない事ばかり。でも二十歳だ!!前に進もう!!精一杯櫂を漕ぎ、大海原に出て行こう。白銀会という親船が傍からしっかりガードしているから心配はいらない。力いっぱいすすめ!

 

今年4月には、少し離れているが、鉾田市汲上というところに、新たに施設を立ち上げる予定でいる。法人にこの地域出身の職員がおり、白銀会の障害者就労支援のノウハウを、自身の出身地にも広めたいとの意思から。昨年土地を取得し、今、建物の改修を始めようというところである。施設名は、社会福祉法人白銀会 多機能型障害者支援施設「たいよう」。ここは旧大洋村であり、太平洋の大洋に面しており、この施設で実施しようとしている農業中心の仕事に太陽の光は不可欠のもの。なので、「たいよう」。明るく、大きく、暖かい場所にしていきたいと思う。

 

もう一つ、今年は社会福祉法人白銀会の組織の構築をきちんとしておきたいと思い、昨年から準備を進めてきている。法人は25年を経た。これまでは、善し悪しは別に置いておくとしても、法人の進路や経営、運営は理事長の独断で実施してきたのが実態。だとすると、理事長が変わるときには、この法人も大きく変わりかねない危惧が出てくる。法人としての考え方や理念、方針、福祉の在り方など、変えてほしくないものも変わってしまったのでは白銀会の存在価値が失われてしまう。

 

昨年来の法人改革を見るとき、その危惧は大きくなってきている。改正された仕組みからすると、いつでも理事長の首はすげ替え可能であり、理事長職にあったとしても、その職権は職務執行権だけである。法人の意思決定機関は理事会ではなく、評議員会にが持つ仕組みとなる。

 

そのこともあり、ここで、法人組織とそれに伴う各役職員の職務内容についても明確にして行って、当法人で各職員はどのような責任と役割を持ち、どのような考え方、方針、理念の基で職務を遂行するのかを明らかにしておきたいと思っている。これまで職務はあったが、職責については全てを理事長施設長が担っていたものである。これからは、それぞれの職員が、その役割に応じて責任を持ち職務について欲しいと考えている。

そして、理事長が変わった後も、この法人が目指している、実践している、障害者支援の考え方を踏襲していってほしいと思う。

大仰な言い方かもしれないが、もし、仮に、社会福祉法人白銀会における福祉の理念や実践が途絶えたとしたなら、それはハンディのある人たちが再び出口のない施設に閉じ込められてしまうように想えてならないのである。それは明らかに共生やインクルージョンの考え方から遠ざかることだと言わざるを得ない事態であろう。

 

私たちは、ハンディの有無に関わらず、同じ地球上の同じ街で、同じ空気や同じ光、同じ時間を共有して生きている人間という同じ種に属する仲間なのである。

 

【2017.01.20 Friday 12:13】 author : 長谷川 淺美
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