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障害者雇用促進セミナー

以前にもブログでお話しさせていただいていたセミナーの、第1回目が、5月16日(水)に終了した。当日はとても暑い日で、真夏日の中を38名の参加者を得、厚労省の服部係長からは、障害者就労に関する制度や考え方について、農水省の吉田室長からは、農業と福祉の連携と協働について、実際に活動している事例を基に話していただき、3番手の森さんからは、新潟県長岡市立の特別支援学校設置と学校での就労トレーニングの仕組みについて話を伺い、日立建機の園部さんからは、障害者雇用の実情、会社内での雇用管理などについて、実例をもとに話していただいた。

4人とも具体的で解りやすい話の内容で、質問も出ていて、初回としては満足な出来栄えだったと思う。欲を言えば、もう少し企業からの参加を期待したいところではあった。

 

次回は6月20日(水)、この日は実際にハンディのある人たちが働いている現場を見ていただくもの。一つは日立建機(株)の研修施設。ここでは64名が宿泊できる客室も含めた研修施設全体の清掃業務を、パートの方1人に2〜3名のハンディのある人が付いて一つのチームになり、各階ごとにお掃除を行っている。中には自閉傾向の強い人や、弱視の方もおられる。

昼食は、トラットリア・アグレステで摂っていただく。ここも当初のメンバーは就職して出て行ってしまっているが,後に続く人たちが働いているので、接客業務や厨房の補助等についても見ていただくことにしていて、直接、働いている本人とも話してほしいと思っている。

午後からは、柏原工業団地の中にある日本通信紙(株)の特例子会社であるNTK石岡ワークスを訪問、見学する。石岡ワークスの特色は、特例子会社で働くメンバーが隔離されていない事。社員の方々の隣でハンディのある石岡ワークスのメンバーが働いていること。そして何より、一人一人に合わせた仕事のスキルアップを図ってくれていることである。

何か所か、大きな企業の特例子会社を見学したことがあるが、どこの企業も程度の差こそあれ、ハンディのある人たちは、会社内ではあるが、隔離された場所で働いていた。

ある企業では、ハンディのある人たちがゆったり食事ができるようにと、わざわざ時間をずらすことまで考えておられるところもあった。一緒の時間、一緒のフロアーだから意味があるのであり、隣にいるから分かり合えるのではなかろうか。

NTK石岡ワークスの形は、私から見れば理想とするところなのである。

 

一日で回れるところは限られてしまうが、それぞれの職場でどのような工夫がされていて、どのような働き方をしているのかをほんの少しだが見て感じてもらうことはできるだろうと思う。

 

ハンディのある人たちは、働けないのではなく、働く場所と機会と環境を整備し、適切な支援を行えば、戦力になる人たちなのである。その意味で働き方改革のなかに、ハンディのある人達のことも加えて欲しいものである。

 

一回目よりも参加者が増えそうだと、担当から聞いている。

 

 

 

【2018.05.21 Monday 15:47】 author : 長谷川 淺美
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